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寝る前に、結婚相談所のサイトを開く。料金のページまで読んで、また閉じる。翌週も同じページを開いて、同じところで手が止まる。結婚したい気持ちはあるのに、入るかどうかだけが、何か月も決まらない。
迷いが長引くのは、迷いの中身がいくつも混ざっているからかもしれません。お金のことなのか、続くかどうかなのか、相談所という場所への抵抗なのか。何に迷っているかが分かれば、確かめることが決まり、入るかどうかも決めやすくなります。
結婚相談所に入るか迷うのは、慎重だから
結婚相談所は、入会時にも毎月にも費用がかかり、何か月も続ける前提の契約です。仕事の帰りに気軽に入るお店とは違います。何度も迷うのは自然なことで、優柔不断だと責めなくてかまいません。
迷いが長引くと、検索だけが増えていきます。体験談や比べる記事を読むほど、よさそうにも合わなそうにも思えてくる。他人の答えをいくら集めても、自分の迷いの中身には答えてくれません。
ここで扱うのは、結婚したい気持ちはあって、相談所という方法に入るかどうかで迷っている場合です。結婚したいかどうか、そのものに迷っているなら、結婚したいかわからないときから読むほうが順番として合っています。
アプリやお見合いを続けて、婚活そのものに疲れている場合もあります。休む・やめる・やり方を変えるの決め方は、婚活に疲れたときに書いています。
迷いの中身を5つに分ける

休日の午後、カフェで相談所のパンフレットを開いたまま、ページが進まない。何が引っかかっているのかを言葉にすると、次に確かめることが決まります。
- お金が続くか料金の内訳を書き出し、続けたい月数で総額の見込みを出す
- 入っても出会えなかったら紹介の仕組みと、休会・退会の条件を確かめる
- 相談所に頼るのに抵抗がある誰に話すか、話さないかを自分で決める
- 結婚したいのか自信がない相談所の前に、結婚への気持ちを確かめる
- どこを選べばいいか分からない1社に決める前に、いくつかの資料を並べて比べる
いくつも当てはまるなら、いちばん大きい迷いを一つだけ選びます。それで、何から手をつけるかが決まります。
お金の迷いなら、料金を「入会時」「毎月」「お見合いや成婚のとき」に分けて書き出します。そのうえで、半年なら、1年ならと総額を出してみます。払う価値があると思えるかは、人によって違います。自分の手で書くと、漠然とした不安が検討できる金額に変わります。
出会えなかったら、という迷いは、紹介の仕組みと休会・退会の条件を先に知ると軽くなることがあります。相談所が出す実績の数字は、何を数えているかが相談所ごとに違うことがあります。大きさだけで決めず、どう数えたかを資料で確かめます。
相談所への抵抗は、周りの目から来ていることもあります。誰に話して誰に話さないかは、自分で決めてかまいません。友人の結婚や婚活の話を聞くたびに比べてしまって苦しいときは、人と比べてしまう30代女性へも手がかりになります。
結婚したいのか自信がないなら、結婚したいかわからないときの問いに答えてから戻ってきても遅くありません。
選び方が分からないなら、資料を並べて見ます。1社だけを見ていると、その相談所のやり方が「普通」に見えてしまうからです。
入る・まだ入らない・別の形を選ぶ。どう決める?
日曜の夜、カレンダーを見ながら「年内に決めよう」と思う。そう思ったのは、去年の今ごろも同じだった。決めきれないときは、選べる道を三つに分けて考えます。
入るのは、次の章の「確かめること」を確かめて、納得できたときです。料金の内訳・休会と退会の条件・紹介の仕組み・契約のルールの4つです。分からないところが残ったまま入ると、入ったあとも迷いが続きます。
まだ入らない、も選び方の一つです。ただ、期限のない保留は、また何か月も検索を続けることになりがちです。保留する期限と、そのあいだにすることを決めておきます。たとえば「次の誕生日まで今の方法で続けて、それで決める」「春までに資料を3社分読んで、それから考える」。
別の形を選ぶ道もあります。友人や知人に紹介を頼む、趣味の集まりや習いごとに出かける、アプリを使う。人柄を知ってから会いたいのか、条件を先に知りたいのか、自分のペースで探したいのか。合う形は、何を大事にしたいかで変わります。
決めきれないときは、ノートにこの三つの問いを書いて、一言ずつ答えます。
- 1年後、今と同じ方法を続けている自分を想像すると、どう思う?
- 相談所に入ったら、毎月どのくらいの時間を婚活に使えそう?
- 入るとしたら、何か月たったところで一度立ち止まって見直す?
一つ目の問いで「このままは嫌だ」と感じるなら、何かを変える時期かもしれません。それが相談所なのか、別の形なのかは、二つ目と三つ目の答えで見えてきます。時間がとれない、見直す時期が浮かばないという答えなら、今は「まだ入らない」が合っているかもしれません。その場合も、期限は決めておきます。
入る前に確かめる4つのこと
平日の夜、資料を前にして、どこから読めばいいか分からない。読むところは、次の四つに絞れます。
- 料金の内訳
- 休会・退会の条件
- 紹介の仕組みと、担当者の関わり方
- 契約のルール
料金は、いつ何にかかるのかを分けて見ます(入会のとき・毎月・お見合いや成婚のとき)。項目の名前や、何が含まれるかは相談所ごとに違います。金額と内訳は、申し込む前に、公式サイトと資料の両方で確かめます。 資料と公式サイトで書かれ方が違うときは、その場で質問できるようにメモしておきます。
休会と退会の条件も、入る前に見ておきます。仕事が忙しい時期や、気持ちが疲れたときに休めるのか。休会中も費用がかかるのか。退会はどんな手続きで、いつから費用がかからなくなるのか。入ってからでは、確かめるときの気持ちに余裕がありません。
紹介の仕組みは、相談所によって形が違います。会員の情報を自分で検索して申し込む形もあれば、担当者が相手を紹介してくれる形もあります。担当者とどのくらいの頻度で連絡をとるのか、相談したいときにどう連絡するのかも、合う合わないが分かれるところです。
契約のルールは、法律で決まっていることがあります。消費者庁の特定商取引法ガイドでは、いわゆる結婚相手紹介サービスが「特定継続的役務提供」の一つに挙げられています。
契約の期間と金額が一定の条件を超えると、この対象になります。その場合、法律で決められた書面を受け取った日を含めて8日以内なら、書面や電磁的記録でクーリング・オフ(契約を解除できる制度)ができると書かれています。期間が過ぎたあとの中途解約にも定めがあります。対象の条件や、事業者が請求できる額の上限などは、ページの本文で確かめてください。
契約で困ったときや、自分の場合はどうなるのか聞きたいときは、消費者ホットライン「188」へ。電話すると、近くの消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえます。相談は無料で、通話料はかかります(2026年10月時点)。
四つを確かめる材料は、各相談所の資料と公式サイトです。どこから見ればいいか分からないなら、家で資料を読み比べるところから。一人で読むより、聞きながら整理したいなら、相談という形もあります。
結婚相談所ウェルスマ資料より、まず質問をぶつけてみたいときは
上の4つを直接聞いてみたい人には、結婚相談所の無料相談という形もあります。ウェルスマの無料相談はオンラインで受けられます。その場で入会を決める必要はありません。料金と解約の条件を公式で確かめてから考えて大丈夫です。
無料相談で分かること・分からないこと
無料相談の予約ページを開いたまま、閉じてしまう。話を聞いたら、そのまま入会の話になるのではないか。何を聞けるのか分からないままだと、予約するかどうかも決められません。
ウェルスマの公式サイトの記載を例に、分かることと書かれていないことを分けます(2026年10月18日に確認)。
相談はオンラインで、来店は不要です。相談できるのは、今の婚活の状況や不安、相談所での活動のイメージ。自分に合う婚活の方法、どんな人と出会えるか、他社との違いや料金も分かると書かれています。希望の条件を伝えて、合う会員がいるかを話すこともできます。
相談は無料です。入会は相談とは別です。公式の「入会の流れ」では、入会フォームから申し込み、オンライン面談で契約書の説明を受けてから入金します。公式には「強引な勧誘は一切ございません」とあります。入会するかどうかは、相談のあとに自分で決めます。
入会の条件は、満20歳以上65歳未満の独身で、婚約者や事実上の婚姻関係にある人がいないこと。男性は定職に就いていること。身分証明書や独身証明書などを出せることです。無料相談そのものの対象は書かれていません。
公式に書かれていないことは3つです。通話の方法と所要時間、相談中に入会やプランの案内がどのくらいあるか。通話の方法と所要時間は、予約のときに確かめます。自分の場合に聞きたいことも、予約のときに書き添えておきます。条件に当てはまるか不安なときや、持ち帰って考えたいときは、相談の最初に伝えます。
料金は、初期費用 49,800円、月会費 11,800円・15,800円・19,800円(プランで違う)、お見合い料 0円、成婚料 149,800円。いずれも税込です。
この数字で一度計算してみます。たとえば月会費がいちばん低いプランで半年続けると、初期費用と月会費6か月分で120,600円。1年なら191,400円です。成婚したときは、これとは別に成婚料がかかります。
公式のよくある質問によると、月会費は月単位で、日割りはありません。休会は「3ヶ月×2回まで」で、休会中もシステム利用料が月2,200円かかります。金額や条件は変わることがあるので、申し込む前にウェルスマのプランのページとよくある質問で確かめてください。
ウェルスマは IBJ の正規加盟店だと、公式サイトで説明しています。IBJ は、結婚相談所どうしがお見合いの仕組みを共有するネットワークです。同じ IBJ に加盟していても、料金やサポートの内容は相談所ごとに違う、とよくある質問に書かれています。1社の無料相談だけで決めず、ほかの相談所の資料と並べて見ると、違いが目に入ります。
無料相談の前に、ノートに書いておくことです。
- 相手に望むことを三つまで、譲れないことと話し合えることに分けて書く
- 毎月払える上限と続けられる月数を決め、上の計算のように総額も出す
- 次の章の質問の例から、自分に関係のあるものを選ぶ
- 「今日は話を聞くだけ」と決めて、その場で入会を決めない
無料相談より先に、ほかのことをしたほうが目的に合う場合もあります。結婚したいかどうかに迷っているなら、先に結婚したいかわからないときで気持ちを確かめます。婚活に疲れてまず休みたいなら、婚活に疲れたときで、休む・やめる・やり方を変えるのどれにするかを決めます。
結婚がまだ何年か先という場合もあります。ウェルスマのよくある質問によると、登録しているのは目安1年以内に結婚したい人です。2〜3年以上先を考えているなら、マッチングアプリなどほかの手段をすすめています。時期が決まっていないなら、時期を考えるところからで遅くありません。
資料を読んで、上の章で挙げたことが確かめられたなら、無料相談を受けずに決めてもかまいません。無料相談は、資料だけでは分からないことを聞くために使う場所です。
話を聞きに行くときの、質問の例
無料相談や説明会の前の晩、何を聞けばいいか分からないまま当日を迎えると、相手の説明を聞くだけで時間が終わります。聞きたいことは、前の日にノートに書いておきます。
- 毎月かかる費用は、全部でいくらになりますか
- 休会と退会は、どんな手続きでできますか
- 紹介はどのくらいの頻度で、どんな方法で届きますか
- 担当の方とは、どのくらい連絡をとれますか
- 今日は話を聞くだけで、契約は持ち帰って考えてもいいですか
答えは、その場でノートに書きとめます。あとで資料と見比べるときに、聞いたことと書いてあることの違いに気づけます。
その場で契約を決めなくてかまいません。 持ち帰って、ほかの相談所の資料と比べてから決めても、遅すぎることはありません。「今日決めてくれれば」と言われても、それは自分が急ぐ理由にはなりません。
勧められて断りにくいときは、短い一言を用意しておくと楽になります。
「ありがとうございます。今日はお話を聞くだけと決めてきたので、一度持ち帰って考えます。」
理由を細かく説明しなくても、この一言で足ります。それでも話が続くときは、席を立ってかまいません。
よくある質問
迷っているのは、相談所のことですか。それとも、その先のことですか。相談所のことなら、資料を一つ取り寄せるところから。その先のことなら、結婚したいかわからないときの問いが、答えを探す手伝いをしてくれます。







