12月のシフト表が出た日、彼からLINEが届く。「24も25も仕事になった」。「そっか、がんばって」と返したあと、スタンプを選ぶ指が止まる。
仕方ないのは分かっている。それでも、街に明かりが増えるほど、少し寂しくなる。
会えない日が 1 日あることと、大事にされていないことは別の話です。会えない理由を分けて、別の日に会う約束を自分から 1 つ出す。そうしておくと、当日の寂しさが少し軽くなることがあります。
会えないのは、大事にされていないから?
昼休み、同僚が「イブは彼氏とごはん」と話している。自分の手帳の 24 日の欄は、空いたままです。
年末は、仕事の繁忙期と帰省が重なりやすい時期です。販売や接客、医療のように、年末ほど休みにくい仕事もあります。クリスマスに会えない理由は、気持ちより予定の問題であることが少なくありません。
寂しいと感じるのは、自然なことです。寂しいと思うことと、わがままを言うことは別のもの。寂しさを感じたからといって、彼を困らせているわけではありません。
会えない日が 1 日あっても、それで 2 人の関係が決まるわけではありません。
会えない理由を、表で分ける
「その週はずっと遅い」「実家に帰るから」。彼が言った言葉を思い返すと、理由はわりとはっきりしていることもあります。
| 理由 | よくある言われ方 | 合う手 | 避けたいこと |
|---|---|---|---|
| 仕事・シフト | 「その週は毎日遅い」 | 前後にずらす・電話の時間を決める | 仕事を責める言い方 |
| 遠距離 | 「交通費もかかるし」 | 年末年始に会う・ビデオ通話 | 毎回の話題にする |
| 家族の予定 | 「毎年実家で過ごす」 | 年明けに会う | 家族と比べる言い方 |
| イベントに関心が薄い | 「クリスマスって何かする?」 | 大事な理由を一度伝える | 期待を黙ってためる |
| 理由がはっきりしない | 「ちょっと分からない」が続く | 最後の章へ | 当日に問い詰める |
自分の場合がどれか分からないなら、最初に「いつなら会えそう?」と聞きます。答えの中に、理由が入っていることがよくあります。
仕事が理由なら、彼が自分で変えられる部分は多くありません。「また仕事?」の一言は、変えられないことを責められる形になります。
家族の予定も同じで、比べる言い方は避けます。「私より家族なんだ」と言われると、彼はどちらかを選ぶ話だと受け取りやすくなります。
クリスマスを特別な日と感じるかどうかは、育った家やこれまでの過ごし方で、人によって違います。彼の関心が薄いなら、自分にとってなぜ大事なのかを一度言葉にして伝えます。黙って期待して毎年がっかりするより、来年からの話がしやすくなります。
遠距離そのものに疲れているなら、遠距離がめんどくさくなったときに、連絡と会い方の形の変え方を書いています。

前後にずらして会う。誘い方の文例

夜、ソファでカレンダーのアプリを開き、12月と1月の週末を指でなぞる。空いている日を探しているうちに、少し気持ちが上向いてくる。
理由が分かっているなら、別の日を自分から出します。言い方は、彼の予定に合わせて変えます。
- 24日だけ無理「24日が無理なら、23日の夜に少しだけ会える?」
- 年末まで忙しい「年明けの最初の週末、二人で何か食べに行こう」
- 12月後半が埋まっている「クリスマスっぽいことは、12月の前半にやっちゃおう」
- 遠距離「年末年始のどこかで、1日だけ会えたらうれしい」
日付を自分から 1 つ出すと、彼は「いいよ」か「その日は無理」で答えられます。「いつなら空いてる?」だけだと、忙しい時期の彼に、予定を組み直す手間を渡すことになります。
ずらした日は、クリスマスの代わりではなく、2 人の予定として扱います。ケーキやプレゼントをその日に回すと、会えない当日にも、待つ楽しみが 1 つ残ります。
当日の連絡は、時間を決めておく
24日の夜。「仕事終わったら連絡するね」と言われたまま、22時を過ぎてもスマホが鳴らない。
「仕事が終わったら電話」だと、終わる時間が読めない日は、待つ時間が長くなります。「22時に10分だけ電話」のように、時間と長さを先に決めておくと、待つ時間に区切りがつきます。
電話のほかにも、当日のつながり方はいくつかあります。
- 写真を 1 枚ずつ送り合う(夕ごはん、帰り道の明かりなど)
- プレゼントは会う日に渡し、当日は「楽しみにしてるね」の一言だけ
- 彼が疲れている日は、長電話にしない
ここは、会えないけれど連絡はある人に向けた話です。連絡そのものが減っていて不安なら、自然消滅かもと思ったときのほうが近い内容です。
「寂しい」を、責めずに伝える一言
「仕事なら仕方ないよね」と送ったあと、本当は「寂しい」と書きたかったことに気づく。
寂しいと伝えること自体は、彼を責めることではありません。重く聞こえやすいのは、寂しさと一緒に「なんで」「いつも」が並ぶときです。会える日の楽しみとセットにすると、彼は謝るより「その日どこ行く?」と返しやすくなります。
会えないのは分かってるよ。でも少し寂しいから、〇日を楽しみにしてるね。
来年は一緒に過ごせたらうれしいな。
言わずにためると、あとで別の小さなことをきっかけに、気持ちがあふれやすくなります。短くていいので、一度言葉にしておきます。
謝られても気持ちが収まらない夜もあります。そのときは、彼に何度も伝え直すより先に、自分の当日の過ごし方を決めておきます。
当日をひとりで過ごすなら
25日の夜、SNSを開くと、イルミネーションとケーキの写真が続く。
当日は、寂しさが大きくなりやすい場面を先に減らしておきます。
- SNSを見る時間を決める(夜は開かない、など)
- 自分のために、小さなケーキや花を買う
- 友人や家族と過ごす予定を入れてもいい
- 翌日の朝の楽しみを 1 つ用意しておく
一人暮らしで、夜の寂しさが長く感じるなら、一人暮らしの夜が寂しいときに過ごし方と連絡の仕方をまとめています。
理由がはっきりしない、毎年会えないときは
去年も、その前の年も、12月の後半だけは予定が合わなかった。理由を聞いても、毎年「ちょっと分からない」で終わる。
理由を聞いても答えが曖昧。毎年同じ時期だけ会えない。ほかの日の約束も減っている。そうしたことが重なるなら、クリスマスの話ではなく、2 人の関係の話として考えます。
推測で問い詰めると、話が理由探しになって、肝心の自分の気持ちが置き去りになります。聞くなら、責める言い方を避けて一度だけ。
毎年この時期は会えないけど、何か事情があるなら知りたいな。
答えを聞いたうえで、この関係を続けたいかどうかを考えます。続けるか迷う気持ちは「もっといい人がいるかも」で迷うときに、連絡も減っているなら自然消滅か確認したいときの文例と区切り方に書いています。
よくある質問
手帳の 24 日の欄が空いたままなら、先に、ずらした日の予定を書き込んでおく。空欄の隣に楽しみが 1 つあるだけで、12月の見え方は少し変わります。







