寂しいから付き合ったけど好きになれない…別れ方と伝え方の文例

寂しさで付き合った人との別れ方

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木曜の夜、彼から「土曜、どこ行きたい?」とLINEが届く。楽しみより先に、「どうしよう」が来る。優しい人で、嫌なところも思いつかないのに。

失恋のすぐあとや、引っ越してひとりの部屋に慣れなかった時期。寂しさの中で告白されて、「付き合ううちに好きになれるかも」と返事をした。それから数週間、数か月たっても、気持ちが恋愛として育ってこない。そんな自分を責めながら別れ方を探している人に向けて書いています。

寂しさで始まった恋が、悪いわけではありません。気持ちが育たないと分かったら、続けるか終えるかを自分で決めていい。ここでは、決めるための問いと、相手を責めずに伝える言葉、別れたあとの寂しさへの備えをまとめました。

目次

寂しいから付き合うのは、失礼なこと?

友人とのランチで「彼氏できたんだ」と話したら、「え、好きなの?」と返されて言葉に詰まる。そこで初めて、自分でも答えを持っていないことに気づく。

始まりの理由が寂しさだったとしても、それだけで相手に失礼だとは言えません。告白に応えるとき、気持ちがすっかりそろっている人のほうが少ないくらいです。「一緒にいると落ち着く」「この人なら安心できそう」という小さな理由で始まって、あとから気持ちが追いつく付き合いもあります。

相手の時間を使ってしまうのは、むしろそのあと。気持ちが育たないと自分で分かってから、言い出せないまま何か月も続けることのほうです。相手はその間も、あなたとの先を思い描いて予定を立てています。始まり方を悔やむより、ここから先をどうするかを考えるほうが、相手に対して誠実です。

一方で、付き合って2〜3週間で「好きかどうか分からない」のは、焦るほどのことではありません。会った回数が少ないうちは、好きも嫌いもまだ形になっていないことがあります。まだ分からないのか、もう分かっているのか。そこは次の問いで確かめられます。

続けるか迷ったら、自分に聞いておきたいこと

木のテーブルに開いたノートとペン、湯気の立つマグカップ

日曜の夜、デートから帰ってメイクを落としながら、「今日も終わった」とほっとしている自分に気づく。楽しかった、ではなく、終わった。その言葉が出てくるなら、一度立ち止まっていいときです。

次の問いに、「はい」か「いいえ」で答えてみます。頭の中だけでなく、メモアプリや紙に書くと、自分の答えがはっきり見えます。

  • 会う日が近づくと、楽しみより気の重さが先に来る
  • 手をつなぐ、触れられるといった場面を、できれば避けたい
  • 相手の「好き」に同じ温度で返せないことが、苦しい
  • 寂しさがなくなったとしても、この人に会いたいとは思えない
  • 続けている理由を聞かれたら、「いい人だから」「申し訳ないから」しか出てこない

「はい」が多いほど、気持ちより寂しさや申し訳なさで続けている可能性があります。ただ、数で決まるものではありません。ひとつでも「これだけは無理」と感じる問いがあるなら、それが答えに近いこともあります。

反対に、ほとんど「いいえ」なのに不安だけが残る場合。それは相手への気持ちの話というより、「本当にこの人でいいのか」という迷いの話かもしれません。遠距離で、気が重いのは相手より会いに行く移動や毎晩の電話のほうだと感じるなら、遠距離がめんどくさくなったとき で負担の中身を分けています。

触れられることがつらいなら、付き合っている間でも断ってかまいません。 恋人だから応じなければ、と我慢を重ねると、相手と会うこと自体がもっと重くなっていきます。

様子を見るなら、期限を置く

「もう少し様子を見よう」と決めたのは夏の終わり。気づけばコートを出す季節になっていた。期限を決めない様子見は、こんなふうに長引きがちです。

様子を見ると決めたなら、終わりの日も一緒に決めておきます。決め方はいくつかあります。「あと1か月」とカレンダーに書く。次の誕生日やクリスマスのような、二人の予定がある日の少し前にする。「あと3回会ったら」と回数で区切る。どれでもかまいません。誕生日やイベントの直前は別れを切り出しにくくなるので、日付で決めるなら少し手前に置くほうが動きやすいです。

期限の日にやることは、さっきの問いにもう一度答えること。会う前の気の重さが軽くなっていたり、「会いたい」と思える日が増えていたりするなら、続ける理由になります。何も変わっていなければ、それもひとつの答えです。期限を延ばすのは1回まで、と先に決めておくと、ずるずる続くのを防げます。

様子を見ている間に、好きになろうとして会う回数を無理に増やす必要はありません。いつもどおりに会って、いつもどおりの自分の気持ちを見ておくほうが、期限の日に正直に答えられます。

迷いの中に「ほかの人のほうが合うかも」という比べる気持ちが混ざっているなら、それは少し別の話です。「もっといい人がいるかも」で別れるか迷うとき で、迷いの正体の見分け方をまとめています。

別れると決めたら。責めない伝え方の文例

伝えると決めた週に、彼の誕生日が来月だと思い出す。「せめて誕生日が終わってから」と考えて、また先に延ばしそうになる。そういう延期は、たいてい次の理由を連れてきます。決めたなら、日を置かずに伝えるほうが相手の時間を使わずに済みます。

伝えるときは、理由を自分の側に置いて、短く。いくつかの場面に分けて文例を置いておきます。

自分の気持ちの話として伝えるなら、こうです。

話したいことがあって。一緒にいて楽しいこともあったけど、私の気持ちが、恋愛として育たなかった。このまま続けるのは〇〇くんに悪いと思うから、別れたいです。

感謝を先に伝えたいなら、こんな形もあります。

付き合ってくれて、ありがとう。いつも優しくしてくれて、助けられたことがたくさんあった。そのうえで、気持ちが追いつかないまま続けるのはやめたいと思っています。別れてください。

相手から「悪いところがあるなら直すから」と言われたときは、相手のせいではないことと、気持ちが変わらないことを、両方伝えます。

〇〇くんに直してほしいところがあるわけじゃないの。私の気持ちの問題だから、何かを変えてもらっても同じだと思う。ごめんね、気持ちは変わらないです。

伝える場所は、会って短く、が基本です。休日の昼のカフェのように、人目があって30分ほどで切り上げられる場所だと、話が長引きにくくなります。会うのが怖い、相手が感情的になりやすいと分かっている場合は、電話やLINEで伝えてもかまいません。自分の安全のほうが先です。

避けたいのは、「ほかに好きな人ができた」「仕事が忙しくなる」といった作り話です。その場は収まっても、あとで本当のことが分かったときに、相手をもう一度傷つけます。相手の欠点を理由にするのも、相手に「直せば戻れる」と思わせてしまうので向きません。「嫌いになったわけじゃない」を何度も繰り返すと期待が残るので、言うとしても1回までに。

別れたあとも連絡を取るか、友達に戻るかは、伝える前に決めておく。 その場で「友達としてはいられる?」と聞かれて、申し訳なさから「うん」と答えてしまうと、相手は気持ちを残したまま会い続けることになります。自分が決めた答えを、短く返せば十分です。

言い出せずに連絡を減らしてフェードアウトしたくなる気持ちも、分からなくはありません。ただ、相手は「付き合っているのかどうか分からない」宙ぶらりんの時間を過ごすことになります。それがどれだけ疲れるものかは、自然消滅か確認したいときのLINE文例 を読むと見えてきます。

別れを受け入れてもらえず、断ったあとも連絡が続いて怖いときは、ひとりで抱えなくて大丈夫です。警察庁は、拒否しているのに繰り返される電話やSNSのメッセージなどを、ストーカー規制法の規制対象になる行為として案内しています。どれが対象になるかは回数や事情で変わり、この記事で判断できるものではありません。怖いと感じたら、警察相談専用電話「#9110」にかけると、地域の警察の相談窓口につながります(受付時間は都道府県ごとに違います。身の危険を感じたら110番)。

一緒に暮らしていたなら、気持ちの話より先に、住まいや名義、荷物の問題が来ます。同棲解消が寂しい・つらいときに で、解消前後に最低限やることをまとめています。

別れたあとの寂しさを、先に用意しておく

別れを伝えて帰った夜。部屋の電気をつけて、もう誰からもLINEが来ないスマホを机に置く。ほっとしたはずなのに、静かさが思ったより重い。

寂しさで付き合い始めたなら、別れたあとにまた寂しさが戻ってくるのは自然なことです。そこで寂しさを埋めるように次の人とすぐ付き合うと、同じ形を繰り返しやすくなります。だから別れる前に、寂しさの受け皿を用意しておきます。

  • 伝えた日の翌日と次の週末に、友人と会う予定を先に入れておく
  • 夜の過ごし方を決めておく(湯船につかる、ラジオを流す、作り置きをする)
  • ひとりの時間に、前からやりたかったことを1つ始める

先のことを考えすぎて眠れない夜が続くなら、取り越し苦労をやめたい人へ の考え方も役に立ちます。

別れるかどうか決めきれないまま、誰にも話せないこともあります。仲のいい友人に話せば「付き合ってるのに?」「いい人なのにもったいない」と言われそうで、口に出せない。共通の知り合いには、相手に伝わりそうで話せない。そういうときは、利害関係のない第三者に話すのもひとつの方法です。

電話占いやチャット占いも、その相手になりえます。相手の気持ちを読んでもらうためではなく、言えずにいた迷いを文字や声にして、自分の言葉にするために使う。話しているうちに、自分がもう答えを持っていたと気づくこともあります。

占いの結果で、続けるか別れるかが決まるわけではありません。 決めるのは、最後まで自分です。

占いのサイトや占い師から、「祈願」「おまじない」など、鑑定料とは別の有料サービスを勧められることもあります。応じる必要はありません。その場で決めずに切り上げて、困ったら消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターなどを案内してもらえます。

使う前に、料金と時間の上限を決めておくと安心です。LINEで使うチャット占いの注意点は 電話占いとチャット占い、どっちがいい? に、1分あたりの料金や通話料の考え方は 電話占いは怖い?危ない? にまとめています。

よくある質問

「別れる前提で付き合う」ってどういうこと?

最初から長く続けるつもりはなく、「いつか終わる」と決めたうえで付き合うことを指して使われる言葉です。二人ともそれを分かったうえでの約束なら、二人の決めごとです。気になるのは、自分だけが「どうせ別れる」と思いながら、相手には言わずに続けている場合。相手は先があるつもりで時間を使っています。自分の中で期限を決めているなら、その期限は相手に黙ったまま延ばし続けないでおきます。

別れたあと、やっぱり寂しくて連絡したくなったら?

送る前に、少し時間を置きます。夜に寂しくなって送りたくなった文は、下書きに入れて翌朝に読み返す。それでも送りたいなら、「寂しいから」なのか「この人に会いたいから」なのかを自分に聞いてみます。寂しさだけなら、相手をもう一度迷わせることになりかねません。連絡する前に決めておきたいことは、喧嘩別れから復縁したいとき、連絡する前に決めること にも書いています。

相手から「寂しいから付き合ってたの?」と聞かれた

聞かれたなら、ごまかさずに答えてかまいません。ただ、「寂しかっただけ」と言い切る必要もありません。「付き合ったときは寂しい時期だった。好きになれたらと思っていたけど、気持ちが追いつかなかった」くらいが、うそのない答えです。相手を軽く扱ったわけではないことと、自分の気持ちの問題だったことを、一緒に伝えます。

自分が寂しさで付き合われていたと気づいた側は?

傷つくのは当然です。ただ、相手が最初から軽い気持ちだったとは限りません。好きになろうとして、なれなかったということもあります。責め合っても、気持ちが戻るわけではないので、聞きたいことがあれば一度だけ聞いて、そこで区切るほうが自分の気持ちを早く立て直せます。


別れを伝える日が決まったら、その日の夜と次の週末に、誰かと会う予定を先に入れておいてください。寂しさで始まった付き合いを、寂しさを理由に続けなくていい。そう思えたときが、ひとりの時間を取り戻すきっかけになります。


この記事を書いた人: asqme 編集部(運営者情報・編集方針)

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